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2023.02.24
神前式・仏前式、新郎新婦の立ち位置について
よくあるご質問

結婚の前撮りやフォトウェディングをしていると、神社仏閣の結婚奉告祭やご祈願などの撮影をする機会がございます。

厳かで、気持ちの入る素敵な瞬間は、撮影していても清々しい気分になります。
神事なので、もちろん撮影できないところが多いのですが、たまに撮影可能なところもあります。

記念に写真を残したい方は、ご相談ください。

 

さて、本題に入ります。
先日「挙式時の新郎新婦の立ち位置」について、お客様よりお問い合わせがありました。

これまで、神主や僧侶のご指示通りに案内していてあまり深くは考えていなかったので、神社仏閣に確認をとってみました。

ある神社に問い合わせたところ、並ばれた中心線から「左が上座」「右が下座」となり、新郎様が先に動くため上座(左)に新郎様が立つようにしている。とのことでした。

また、いつもご祈願していただいているお寺にもきいてみました。
「男左女右」という口伝をもとにされているとのこと。
ただ、「仏様から見た方向」と「参詣者から見た方向」で逆になります。
お伺いしたお寺は「参詣者から見た方向」で男左女右にしておられるようですが、関東関西での地域差もあるそうです。

新郎新婦立ち位置

ちなみに、男女の立ち位置というつながりでいえば、雛人形の男雛と女雛の配置も京都と関東などとで違いがあるようです。

こちらはネット情報になりますが、京風は女雛が左・男雛が右となっております。
関東などは、女雛が右・男雛が左となっております。大阪から京都に嫁いできた知り合いが「京都だけじゃない?」と言っていたので、京都とそれ以外で違うのかもしれません。

もともと日本古来は京風と同じで背中からみて左が男性、右が女性。諸説あるそうですが、明治の頃に西洋文化の影響で右が男性、左が女性となったようです。

インターネット上では、神前式なども男性が右で女性が左!と言いきっているブログ等がありますが、神前式や仏前式での立ち位置については、地域や神社仏閣によって変わるので、それぞれの神社やお寺様のご案内通りにすればよいという結論でよいかと思います。

今回はいろいろと勉強になった。というブログでした。
ありがとうございます。

 

 

そうそう、普段の撮影するときの立ち位置は、女性のきものが綺麗に見えるように以下のような立ち位置にすることが多いです。(きものは左前に巻きつけるため)

以下、ロケーション東福寺。

定番の和装立ち姿・紋付と色打掛

 

もちろん立ち位置逆のパターンもありです。光りの方向や好きな顔の向き、普段二人で歩いているときの立ち位置など、様々な撮影に関するポイントがあります。

あまり気にしすぎないように楽しく撮影いたしましょう。

京都前撮り美翔苑では、お二人らしい表情や雰囲気を優先して撮影したいと思います。

赤色の色打掛83番

足が痛いかも。正座シーン。前撮りにて

東福寺の通天橋で前撮り

東福寺の通天橋、色打掛と紋付

以下、祇園新橋・白川

青空の祇園

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